女性委員会「医療・介護にはたらくみんなの川柳」で優秀賞を選考

全厚労女性委員会は10月24日に第1回女性委員会をハイブリッドで開催しました。

委員会の中では今年6月~7月の母性保護月間中に行った、生理休暇と妊娠・出産・子育てに関わる2つの「母性保護アンケート」の結果報告や、募集した「医療・介護にはたらくみんなの川柳」で集まった14首の中から最優秀作品1首・優秀作品2首を選考しました。川柳選考の結果を発表いたします。

最優秀賞

かなえたい 面会できぬ 子の思い(この思い) 雅号・みかん畑(看護師)

~作品エピソード~

今はコロナ下で7波のため、また「面会禁止」となってしまいました。入院している患者さんは、いつも家族に会いたがっています。人と人を離してしまうコロナ、どうしても憎くてたまりません。

優秀賞(2本)

マスクなく 笑い合える日 すぐそこに  雅号・つるばみ(事務員)

~作品エピソード~

コロナにより感染症対策のマスクが必需品となり、顔の半分が隠され、なかなか大切な人とも会えない状況が長く続いている中、マスクがなく「笑い合って」、「笑い遭える」世の中になればいいなと思いました。PPEをつけながら患者さんに優しく対応する現場の皆さんにも敬意の気持ちでいっぱいです。

忘れても 正座の淑女に 襟正し  雅号・花唄庵(ケアマネージャー)

~作品エピソード~

ケアマネージャーとして担当させて頂いている利用者様を思い詠みました。記憶力も活動量も低下していますが、いつもおだやかに迎えてくれ、姿勢正しく、話しをしてくれます。体に染み込んだ習慣、生活、人柄…認知症あるなしではない、生き方暮らし方に学びたいと感じました。

 

応募くださった皆様、素敵な作品をありがとうございました!!