23春闘広厚労ベースアップ勝ち取る!! 声をあげれば変えられる春闘に参加しよう

23春闘広厚労ベースアップ勝ち取る!!

声をあげれば変えられる春闘に参加しよう

 23春闘では全厚労の統一要求項目として「1・相次ぐ物価高へ対応するため、実質賃金確保に見合う大幅賃上げを行うこと、2・厚生連協同組合医療を守るために、労使協同での運動をさらに進めること」を掲げ、統一した運動を進めています。ワッペン行動は11県、スト権投票は12県が行っています。各県の取り組みや回答状況を紹介します。

福島


 2月8日に計60項目の要求書を提出。2月中にスト権投票を行い、3月4日はストライキ学習会を実施。講師に福島県医労連の高橋勝行執行委員長を招き、役員と希望者合わせて26名が参加しました。
 3月9日の行動日には「23春闘全国統一行動ニュース」を配布し、翌日10日の年度末一時金団交に合わせて、各支部で春闘朝ビラ宣伝をスタートしました。

愛知


 2月3日に中央委員会を開催。3支部から中央委員28名、中央執行委員17名が集まり、春闘方針を確立しました。6日に要求書を提出、3月2日の団交では年度末賞与の最大限支給・定期昇給の実施・夏季冬季一時金の各2ヵ月支給の3点についての回答書を受け取り、年度末賞与の最大限支給については満額回答、その他項目については引き続き協議となります。
 コロナ対応特別賞与について、前年の一律金10万円(月80時間以上勤務の臨時職員は5万円)を最低保障した上で0.5ヵ月の箇率支給を確認しています。

広島


 全員がワッペンをつけて春闘に取り組み、統一行動日の9日に団体交渉。賃金では、ベースアップ3千円(医師と地域職員を除く全職員)、年度末一時金一律7万円+評価料後払い分(看護師4万8千円、他職種7万2千円)の支給、令和5年度年間一時金4.5ヵ月、処遇改善手当も、医師を除く正職員と地域職員へ月7,000円支給を勝ち取りました。
 また諸要求では、夜勤日数について夜勤協定遵守(8日)に向けた要員確保に努め、月6日を将来目標に掲げること、有休は前年を上回る取得を目指すこと、JAおよび自治体への財政支援を引き続き行うことなどの回答を引き出しました。その他、電子データ管理の専門知識を持った者の配置なども確認しています。

茨城


 3月9日に各支部で朝ビラを配布。水戸支部では夕方にも前残業取得アンケートシール投票を行い、75人から投票を集めました。西南支部では各部署に「労組ニュース」がちゃんと掲示されているかの確認と周知のお願いをして回りました。「ビラの裏面に一言欄があるので、みなさんの意見を団体交渉で伝えます!」と声かけしながら、春闘ビラと一緒にチョコレートなどのお菓子を配布。写真の表情からも楽しみながら取り組む様子が伝わります。
また国立病院の労働組合「全医労」のストライキと宣伝行動支援にも結集し、霞ケ浦、水戸医療センターや水戸駅前で宣伝を行いました。水戸駅前では全体で32人参加し、署名39筆を集め、マイク宣伝で若手組合員が奮闘しました。

長野

 9日の行動日に各支部でのビラ配布などを行い、北信支部では執行委員で職員向けに朝ビラ、「春闘団結して頑張ろう」のメッセージ付きウェットティッシュを配布しました。
 県医労連の統一行動(全医労長野支援)にも結集し、松本・上田・長野各駅前宣伝アピール行動に長厚労書記局4名、佐久1名、リハセンター1名、松代2名の計8名が参加しました。