マイクデビューにドキドキ、手応えビンビン
第35回看護集会・23秋ナースウェーブin横浜
10月13〜14日、神奈川県横浜市ホテルプラムにて、全厚労第35回看護集会を開催し、16県93名(現地76名、web 17名)が参加しました。記念講演は労働経済ジャーナリスト・小林美希さんをお呼びし、「看護師が働き続けるために〜看護現場の現状と課題」と題しお話し頂きました。
週刊誌などのメディアで看護師の過酷な労働実態や、使用者側のコンプライアンス違反が相次いで報道されていることを踏まえ、医療現場を客観的に取材する記者の立場からのお話で、もう一度自分たちの職場を見つめ直そうと企画しました。
初日の16時から、横浜駅西口に移動し、17年秋闘ぶりに全厚労独自のナースウェーブを開催。横断幕を持ってのスタンディングや署名の訴え、全厚労看護委員4名と四役3名のマイクリレーで、農山村地域やへき地医療現場での人手不足、処遇改善に向けた診療報酬大幅引き上げなどを訴えました。
行動は3名1組の18班に分かれて行い、30分という短時間での取り組みでしたが、国会請願署名179筆を集めました。JR西口から高島屋にかけて常に人が流れる場所で、人の多さに圧倒されながらも、初めての街頭宣伝を行った参加者からは、「最初は不安だったけど、署名してくれたことが嬉しくて、声かけが楽しくなった」、「若い人や看護学生、医者の卵などからも頑張ってと声をかけられ、行動の必要性と世論の関心の高さを感じた」等の感想が寄せられました。
2日目は広厚労から「年休・夜勤制限の取組」と、山厚労から「勝ち取れ!リフレッシュ休暇」の特別報告。その後の分散会では、特別報告を聞いての感想交流や、今後の具体的な取り組み、各県の情報共有や、秋闘で全厚労が財務大臣、厚労大臣宛に取り組んでいる「一言署名」記入などを行いました(特別講演・グループワーク詳細2面)。
看護集会プログラム
1日目(13日)● 特別記念講演小林美希さん看護師が働き続けるために~看護現場の現状と課題
● 秋のナースウェーブin横浜駅西口
2日目(14日)●特別報告広厚労・「年休・夜勤制限の取組」
● 特別報告②山厚労・「勝ち取れ!リフレッシュ休暇」
● 分散会
● 全体まとめ集会