9月13〜14日、全厚労第72回定期大会をTKPガーデンシティ仙台駅北にて開催しました。
岩本一宏中央執行委員長が主催者あいさつ。24年度診療報酬改定での「ベースアップ評価料」新設に関して、全厚労がかねてより政府へ要請していた「労務管理評価料」の訴えが、一部取り入れられたと強調、さらに改善・引き上げを求めたいとしました。また改めて「増員署名」「統一行動」「春闘アンケート」の3点セットの取り組みを呼びかけました。また日本医労連の原英彦中央副執行委員長に来賓として臨席いただきました。
「一言署名」で政府を動かす
活動総括と情勢を岡野学書記次長が報告。秋闘で取り組んだ厚労・財務大臣への「一言署名」は最終的に7247筆を提出し、普段は会うことのない厚労審議官や財務主計官へ直接、要請を行えたこと、全厚連へも全中執参加の要請行動を秋に1度、24春には緊急要請を含めて2回行い、全道県で「ベア評価料」活用をさせる成果を得たことなどを強調。方針案を大栗書記長が提案、「生活と医療と平和を守る」全厚労の出番を訴えました。
討論では、女性・青年などの各専門部がパワポを使って活動報告を行い、各県からも積極的な取り組みが報告されました(2面に詳細)。
総括答弁で、大栗陽書記長は、「人手不足を解消するためには、まだまだ賃上げ額が足りない。手当をベースアップへ、また大幅賃上げに向けて全厚労に団結して運動を進めよう」と訴えました。大会では第1号議案(総括・方針)、第2号議案(予算)とも満場一致で採択されました。
参加された役員・代議員の皆さんを始め、傍聴者、そして大会に来ることが出来なかった組合員の皆さんも、1年間お疲れさまでした。医療・福祉を取り巻く環境は依然厳しいですが、地域医療のためはもちろん我々の生活の為にも、24年度も決意新たに頑張っていきましょう。
9・4 全厚連新理事長懇談と国会議員要請を行いました
9月4日(水)、全厚連新代表理事理事長、歸山好尚氏と全厚労3役にて懇談しました。新理事長就任へのあいさつに始まり、春闘での賃上げが全国的に進まなかった現状など伝え、また、現場の中で起こるハラスメント撲滅の要請を再度申し入れ、10月23日の要請もお願いをしてきました。
懇談では、地域医療の維持と労働条件の改善や、医療現場でのパワハラ問題や経営の難しさについて話をしました。
その他、全国の厚生連の経営状況、今後の対策についての情報交換を行いました。
200床未満の病院における労働条件の改善と地域医療の重要性について地方医療の現状と課題も話しました。同日、国会の厚労委員も訪問し、不在の議員が多い中、倉林明子議員(共産)と大椿ゆうこ議員(社民)には直接要請することができました。
両議員とも医療を取り巻く厳しい現状に理解され、力になっていただけるようお願いしました。
※10月23日は大規模な国会議員要請を計画しています。地元議員に訪問のアポを取るとスムーズです。
偶数月はデジタル配信!!
24年度全厚労ニュース発行計画
今年も、昨年に引き続き偶数月をデジタル配信することを教宣部で確認しました。デジタル号のプレゼント企画を工夫するなど検討中ですので、ご期待ください。
次回はデジタル号です。スマホからもアクセスできます。
皆さんの意見で紙面改革します。ご意見ドシドシお寄せください!