次世代に活動を引き継ぐために〜学習と実践の2日間 役員強化セミナーin姫路〜

2025年7月4~5日、姫路キャッスルグランビィリオホテルにて全厚労役員強化セミナーを開催しました。11県44名が参加し、次世代の労働運動を牽引する力を蓄えました。

集会冒頭でのアイスブレイク(自己紹介)

初日第1講義は、「ポチッと15(ワンゴー)」でおなじみの岡山労働者学習協の長久啓太さんに「労働組合のちから」と題して、労働諸法規、ストライキの意義、ケアしあえる職場環境の大切さなどについてお話しいただきました。

第2講義は、岡村副執行委員長に「財務諸表の見方」をわかりやすく解説していただきました。

第2講義の風景

2日目は、特別報告①として高本中央執行委員より広厚労吉田支部のねばり強い要求歩みを話してもらい労働組合がもつ力を実体験として語ってくれました。

特別報告②は、堀野中央執行委員より、高厚労の労組活動で特に力をいれている新人獲得のための取り組み、公式LINEを使った組合ニュースの活用方法など楽しく語ってもらいました。

特別報告③は、花澤副執行委員長より、長厚労のスポーツや音楽などの文化活動にスポットを当てた文化活動を報告。皆さん興味をもって聞き入っていました。

2日目の後半では、中央四役と教宣部メンバーによって経営側と労働者側に分かれ、見本団交を行いました。団交での労基法違反の例など岩本執行委員長の解説も加え、分かりやすいパターンを寸劇仕立で紹介しました。

模擬団交病院経営者側
労働組合交渉団

見本団交の後はグループ別に討議し、最後にグループの代表者も参加して経営側と模擬団交を行いました。堂々と発言する参加者は頼もしく、次代を担う労働組合の希望が見えました。

まとめ

このセミナーはかつて労働学校として労働法や財務諸表の見方、そして団体交渉のテクニックなど学ぶ場として続けてきました。全厚労としてこれからも企画を練り、交渉術や各県の実践報告など提供していきます。