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写真上)上野駅側のオリエンタルモーター社前にたくさんののぼりが立ち並びました。下)朝早くからの行動にもたくさんの方が支援に駆けつけました。
◆ 2013.02.18

222回目の金属機器反合共同行動


38年間もの差別・組合つぶしを改め早期解決求める

 2月14日、JMIU(金属情報機器関連の労働組合の産別組織)が東京都内において222回目となる金属機器反合共同行動を行いました。東京・上野でのオリエンタルモーター社前要請行動には全厚労事務所の近くということもあり書記局が参加しました。
 オリエンタルモーター社は1975年に組合が誕生して以来38年間、昇給・昇格をちらつかせて脱退をせまる等の組合潰しや賃金差別、勤続表彰さえ他の職員と違う評価で行うなどの差別的人事を行い、団体交渉を拒否し続けてきました。
 賃金差別の是正を求めて訴えた東京地裁の裁判が3月4日に結審しますが、会社はこの間34回にも及ぶ是正命令・裁判判決もことごとく無視しています。この裁判でも裁判官の和解勧告を拒否し続けており、争議の早期解決を求めて多くの支援者らが要請を行いました。
 JMIU東京地評江戸川ブロックの菊地さんは「多くの職場に影響を及ぼす問題だ。当たり前の職場、安心して働ける職場を作るためにこの運動を全面的に支援していきたい」と決意を語りました。
 国土交通労組の菅副委員長は「一つの事案が調停・結審しても守らず、新たな問題を起こすオリエンタルモーターに強い憤りを感じている。公務労働でも国が首切りを簡単に行なうと民間でも影響が広がって来ている。労働者全体の問題として共闘していこう」と訴えました。
 その後オリエンタルモーターへ要請団を送り出し、個人請願書を手渡しました。「オリエンタルモーターは要請団を受け入れろ!早期解決をはかれ!」のシュプレヒコールには労働組合と話し合うのが経営者の当然の義務にもかかわらず、その一切を無視するオリエンタルモーターへの怒りと争議解決への強い決意が込められていました。




     
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