6月25日、全厚労四役は、24春闘での賃上げ動向を踏まえ、改めて「国の支援で医療・介護労働者などの大幅賃上げを行うこと、職員の処遇改善と同時に医療機関・施設等の光熱費・物価高対応を含めた診療報酬等の臨時改定を行わせること」を国会議員に要請しました。
阿部智子議員(立憲)
宮本徹議員(共産)
要請団には、全厚労四役の他、前四役1名を含め、9名が参加。衆議院厚労委員45名に加えて、この間、懇談を積み重ねてきた参議院の石田昌宏議員事務所も訪問しました。国会が閉会中ということもあり、議員本人は地元にいる方が多く、大部分が秘書対応でしたが、阿部知子議員(立憲・神奈川)、宮本徹議員(共産・
東京)とは直接話が出来ました。阿部議員は、「今回のベア評価料が不十分かつ職場の分断にも繋がるものと認識している。どうしたら差別なく、魅力ある職業としての賃金・労働条件の確保ができるのか、皆さん方の知恵も貸していただきたい」と述べられました。
宮本議員からは「国会では医労連出身の倉林議員含めて、賃上げ問題を積極的に質問している。引き続き現場実 態や情報を寄せて欲しい」と要請されました。
今回の行動では与党も含めて丁寧な対応をされる事務所も多く、地元での要請や全厚労としての提言や資料提供を行うなど、継続した取り組みの重要性を感じました。