広島 「動いて、動いて、動いて」
広厚労は24春闘で1万円ベアを達成し、全国の労組の仲間を勇気づける成果でした。その秘密はどこにあるのか?広厚労定期大会に参加して感じたのは、執行部員同士の仲の良さとお互いを信頼している団結力の強さにあると思いました。
そして、地道に現場の声を聞きすぐに行動する組合活動の基本をきちんと行っていることです。定期大会終了後にすぐに地元議員要請に訪れるフットワークの良さもあります。
定期大会中は執行部の説明を真剣に聞いている組合員の表情からも執行部を信頼して頼りにしていることがわかります。現場で起こる諸問題を執行部が対処し、きちんと団交を行い、解決に導いている姿が見えるからだと思いました。広厚労が24秋闘からも継続して全厚労を牽引する存在であることを確信し尾道の地を後にしました。(全厚労 大栗陽 記)

秋田 活発な秋闘要求討議で 春闘に繋がる秋闘へ団結固める
9月28日、第77回秋厚労定期大会が、秋田県中央区老人福祉総合エリア・多目
的ホールにて9支部と本部を合わせ80名の参加で開催されました。
大会は、議案提案と共に各専門部からの報告がありました。女性や青年部、看護改善委員会等からは、交流の重要性に重きを置いた活動や全厚労との共同の取り組みが報告され、教育宣伝部からは、公式ラインの活用や、新入組合員向けの学習の取り組みが報告されました。
その後、活発な秋闘要求討議と各支部からの議案討論を行い、全ての議案が満場一致で採択されました。
最後は進藤侑執行委員長の団結ガンバローで締めくくられました。
参加させて頂いて特に印象深かったことが2点あります。1つは畠輝義書記長の総括と方針提案です。医療情勢や病院経営について数字を示しながらの丁寧な解説を交えた総括と、全国の厚生連病院や組合運動の歴史や変遷をふまえた方針提案は、是非全国の皆さんにも聞いて頂きたい提案でありました。
2つ目は秋闘の要求討議です。10の要求案に対して、9支部が活発に意見を出し合い要求をすり合わせていきました。それぞれの支部が意見を伝え、お互いを理解し要求を練り上げていく姿には、秋厚労の組合運動の力強さを感じました。多くの学びを頂いた1日となりました。ありがとうございました。(全厚労 岡野学 記)

福島 ここで働くメリットは労働組合があるところ
10月6日、磐梯熱海温泉「ホテル華の湯」にて、福厚労第77回定期大会が開催
され、63名(+委任状32枚)が参加しました。総括・方針(案)は佐々木書記長が議案書とスライドで提案。タオルで汗をふきふきしながら、日本医労連看護要求実現全国交流集会で印象に残った言葉として「未来は私達の運動でつくる」と述べ、署名活動に力を入れることを強調しました。
討論は、支部ごとに職場の課題が中心の発言でした。発言通告集として配布されており、全組合員で共有する工夫がされていました。討論を受け執行部は、「各支部共通の課題は人員不足。署名運動を通して県や国に訴えていく事が大事」とまとめました。
最後に、退任する執行委員から挨拶があり、「みんなの想いをくみとることをがんばった」「ここで働くメリットを聞かれ、労働組合があるところと答えた」と役員としての活動を振り返りました。
齋藤執行委員長は退任者の言葉に「なんですぐに感動しちゃうんだろ…」と声を震わせ旧役員に感謝の言葉を送りました。そして、会場全体に響く声で「労働組合はみんなでやるものなのでよろしくお願いします」と呼びかけました。
現状の課題と運動の方向性を共有し、一人ひとりのモチベーションが上がる大会でした。(全厚労 畠輝義 記)
