9月14日オンラインにて「夜勤規制と大幅増員をめざすアクションプラン2年目にむけた意思統一集会」が開催されました。25年度から2年間の取り組みとして提起された取り組みです。皆さんもアクションプランで、夜勤と長時間労働の有害性について学び、より良い看護現場を目指しましょう。
アクションプランってなに?
学んで動いて解決しよう
夜勤規制と大幅増員をめざすアクションプラン(通称:アクションプラン)は患者・利用者にとって安全・安心で質の高い医療・介護を実現するとともに、労働者が健康に働き続けられるために必要な夜勤規制の実現と、医師・看護師・介護職員などの大幅増員をめざすことが目的です。夜勤労働・長時間労働の有害性について学び、夜勤改善には大幅な人員増が必要であるという認識を共有し、とりわけ当事者である看護職・介護職が、夜勤問題を自ら解決していく課題として考え、運動に参加していくことをめざしてスタートしました。
1年目の取り組みと広がり
知は力!みんなで学ぼう
1年目は、夜勤や長時間労働が心身の健康や患者の安全に及ぼす影響について学び、規制の必要性を再確認しました。「夜勤規制Q&A」リーフレットや「夜勤から心とからだを守ろう!」ポケットリーフ、学習動画などを作成し学習を呼びかけました。管理者や非組合員も参加するなど、伝え学び合う機会となりました。署名は全厚労でも重点署名としている「夜勤規制と大幅増員で安全・安心の医療・介護の実現を求める国会請願署名」が7月末時点で18万2,326筆の到達となりました。自治体・議会への働きかけでも、16県医労連が436議会を訪問し、趣旨採択を含め52議会で意見書が採択されています。

学習資料:夜勤規制QAリーフ

学習動画:夜勤から心とからだを守ろう!
2年目の取り組みロードマップ
①職場で学び、話し合う機会をつくる
職場の仲間と勤務実態を出し合い、共有することが、夜勤改善を考える出発点です。まず、自分たちの働き方にどのような課題があるのかを考えていきます。
そして夜勤労働・長時間労働の有害性について職場で学ぶことを重視します。学習会は単体での開催にこだわらず、既存の会議や昼休みを活用しましょう。Q&Aリーフレットや動画を活用したり、短時間・少人数で行うなど、それぞれの職場の実情に応じて取り組みます。「学習会開催」そのものを目的にするのではなく、一人でも多くの組合員が夜勤労働・長時間労働による健康や生活への影響について学び、職場の仲間と話す機会をつくっていきます。オンライン開催も検討しましょう☆
②職場の実態を出し合い、要求につなげる
学んだことを勤務実態と重ね合わせ、「夜勤時間や回数、人員」「勤務間の十分な休息や仮眠」「夜勤明け時間外労働」「必要な人員配置」など実態を出し合い、どうすれば改善できるかを考え、具体的な要求につなげていきます。とりわけ、夜勤・交替制勤務を改善し、患者・利用者に必要な看護・介護を提供するために、職場に何人必要なのかを考え、増員を使用者に要求していくことが重要です。
人員不足を前提にした勤務体制を「仕方がない」とするのではなく、必要な人員の確保を職場の要求として掲げ、増員の実現と夜勤改善に向けて継続して取り組みます。また、夜勤協定・勤務間インターバル協定についての調査に取り組み協定の締結、点検や夜勤改善に生かしていきます。
③夜勤改善を賃上げ・大幅増員の要求と結びつける
夜勤改善と大幅増員、賃上げは切り離すことのできない要求です。夜勤・交替制勤務を改善するためには、必要な人員を確保するとともに、夜勤手当に頼らなければ生活が成り立たない低賃金そのものを改善していくことが必要です。
26年秋闘でも、大幅賃上げと大幅増員を一体で求めるとともに、長時間労働の是正、勤務間インターバルの確保、夜勤規制など、働き続けられる職場づくりを重点課題としています。アクションプランの取り組みを秋闘の職場要求づくりとも結びつけ、それぞれの職場で必要な人員や夜勤改善の要求を具体化していきます。