21秋闘で賃上げの大きな成果・富山で看護師調整手当倍額

22春闘が始まっています。長引くコロナ過と第6波の到来で、医療現場も再度ひっ迫状態にあり、医療従事者への処遇改善はまったなし、避けられない課題です。

21秋闘では、年末一時金確保を重点課題とし、通常の医業収支は厳しいもののコロナ補助金等もあり、なんとか例年(19年度)水準もしくはプラスアルファを獲得していますが、現場実態には見合ったものとは言えません。

そんな厳しい中でしたが、富山では、新人から中堅層にかけて、基本給に上乗せされる形で支給されていた看護師調整手当が全ての号俸に対して、倍額で支給されることになりました(1年目13,000円~13年目以降3,000円を1年目26,000円~6,000円の倍額へ)。

さらに看護師・薬剤師採用に関しての支度金アップや、紹介した職員に対する報奨金のアップも行うとされました。

また継続雇用職員の給与について、保健師・助産師を25万、看護師24万、薬剤師25万、医療技術職24万などに引き上げられました。