SNS(ツイッターなど)で声広げ、変化をつくろう!

このページにアクセスされた方は、職場に配布された「全厚労ニュース2月号」の表紙を見て?それともネット検索でたまたま遭遇した?ツィッターなどSNSで流れてきた情報から?

いずれにしても、いま紙媒体での情報は作成を開始してから読者の手元に届くまでに長いタイムラグがあるとか、多くの印刷物の中に埋もれこんだりして、労力の割には活かされていないのかも知れません。全厚労ニュースの企画担当である教宣部でも、これからのデジタル社会において伝えたい情報をどう仲間に届けるか、常に考えています。

さて多くの人が思っている通り、現代人が情報を得る手段は、新聞からテレビへ、テレビからネットへ、そしてネットでもパソコンではなく、スマホの活用が全世代的に拡がっています。そこで全厚労の22春闘討論集会でも、「SNSの活用」について井上伸さん(国公労連)を講師に学習しました。

講演資料より「10~20代は圧倒的にTwitter利用者が多い」

講演では10代20代の青年はメディアとしてネット利用はテレビの約3倍、新聞は150~160倍で、ほぼネットからの情報をメインにしていること。「若者は未来からの使者」と言われるように年が進むにつれ、若者世代が中年→老年となって、今後さらにネット社会となること。SNSの中では、FacebookよりTwitterがメインで10代~50代までTwitterが上位にあり、10代~40代では、テレビより先にネットから世の中の出来事を知るというデータが示されました。「ツィッターに登場しない労働組合は対外的には存在しないに等しい」(井上氏)と指摘、これはコロナ禍の中でさらに加速していくと思われます。

この間、世の中を大きく動かした「つぶやき」、ハッシュタグ(#から続くキーワード)でつぶやきがトレンド入りした事例として

2020年5月「#検察庁法改正案に講義します」→2日でツイート480万、法案は廃案に

2021年5月「#入管法改悪に反対します」→改悪阻止

2021年5月「#看護師の五輪派遣は困ります」、愛知県医労連の発信でツイート51万となり、海外メディア含むマスコミ70社から取材を受ける

講演資料より「ツイートは『いかのおすし』がポイント」

など、訴え方しだいで、「バズる」ことが可能です。

スマホでこのページにアクセスされた方、ぜひ全厚労公式ツイッターアカウントのフォローをお願いします。また労働組合や個人でツイッターをやっている方は、医療現場の大変さや思い・願いを「つぶやき」ましょう。時々、あちこちから提起される「ツイッターデモ(ツイデモ)」への積極的に参加しましょう。

【参考資料】

★「労働組合活動におけるSNS活用のススメ」