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分科会でのグループワークの様子。理想の夜勤等について話し合いました |
ゆとりある看護職場をつくろう!第24回幹部・看護師集会を秋田で開催
2010年10月8~9日の2日間、秋田市・秋田ビューホテルにて、全厚労第24回幹部・看護師集会を開催しました。全県から174名が参加して、「笑顔で働きつづけるため」の方策を全国各地の経験から学びつかむ交流が行われました。
全体的に2交替夜勤や夜勤の多忙化が進む中、今回の記念講演は、労働科学研究所・慢性疲労研究センター長の佐々木司先生にお願いしました。佐々木先生は、随所にギャグやだじゃれを織り込み笑いを絶やさないようにしながら、夜勤の有害性とともに、避けられない夜勤をどう改善すれば良いのか、どのようにすれば良質の睡眠を確保できるか等、示唆に富んだ話をしていただきました。
「知って知らせて組織する」を実践しよう
松尾晃看護委員会事務局長が基調報告。「看護闘争の合い言葉である〝知って知らせて組織する〟を実践しよう。この集会で得たことを県や職場に帰って伝え広げる運動を。そして集会のテーマである〝笑顔ではたらき続けるために、自ら行動を〟に沿って、『笑顔でいるために』『働きつづけるために』『自ら行動するために』何をしたら良いのか、組合や職場の仲間で支え合い、みんなで考え、できることから取り組めば、必ず前進できる」と一人ひとりの行動を呼びかけました。
特別報告では、パワーポイントを使って、2月の全厚労欧州医療視察ツアーを報告したほか、看護委員会として取り組んだ「委員会・研修アンケート」の結果、長野での「離職防止を中心とした取り組み」、新潟の「看護師の処遇改善と委員会・研修等の取扱い」についての成果を発表してもらいました。
グループワークで、「参加者の思い」出し合って…
2日目は3つの分科会(①働きやすい職場づくり、②夜勤交替制問題、③安全な職場づくり)に分かれて、それぞれグループワークを中心に、学び交流しました。
次期開催県は香川に決定しています。来年、それぞれの職場で取り組んだ成果を持ち寄って、香川に集まりましょう。