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女性委員会

(上)新年度のあいさつをする折笠委員長、(下)にこやかに笑う女性委員たち
◆ 2012.01.12

女性委員会 新年度が始まりました!


新年度を迎えて仲良くやっていきます
 2011年度の第1回女性委員会が10月4日に開かれました。例年より交替が少なかったような感じがしますが、年に4回しか集まれないので、昨年度から集合写真と名簿をセットにして、みなさんに送るようにしています。是非次の会議では、最初から仲良くやっていきたいと思います。

女性がのびのびと発言する社会をつくろう
 毎回行っているミニ学習会では、新潟の佐藤順子委員長を講師に、「女性も男性も幸福になれる社会を」と題して、「女性がのびのびと発言する社会をつくろう」と話していただきました。
 講演では、与謝野晶子の詩、「君死にたまふことなかれ」や新川和江さんの「わたしを束ねないで」、茨木のり子さんの「わたしが一番きれいだったとき」という詩を披露しながら、戦前・戦中の女性たちが、時代に立ち向かい、自立した生き方をしようとしてきたことを紹介されました。

国際的にも遅れている日本の男女平等
 また世界経済フォーラムのランキング(09年)では、日本は、世界ジェンダー格差指数が134カ国中101位、国会議員などの女性比率を指数とする政治分野で110位、所得格差などの経済分野は108位、教育分野では84位であることなど、09年には、国連の女性差別撤廃委員会で、日本の遅れが指摘され、改善勧告も出されています。
 政治分野でも、2005年の総選挙では、「小泉チルドレン・女刺客」、2009年総選挙では、「小沢ガールズ」という言葉に代表されるように、女性を道具のように扱う意識が、まだまだ根付いています。佐藤さんは、福祉の充実や暮らしやすい地域社会をつくるためには、暮らしと生活を担う女性が政策決定に参加することが大切、と強調されました。スウェーデンやデンマークなどの北欧では、男女含めて自立が重視され、自らの意見を発言していくこと、組合活動への参加も呼びかけられました。

 最後に、「トライしよう!職場の権利」問題として、労基法や母性保護のクイズを25問、一人ひとりが解いて、答え合わせを行いました。知っているようで意外と知らない労働者の権利に、女性委員も驚き、職場で活用したいと、みんな書き込みのない問題用紙をコピーしていました。

母性保護ポスターは長野担当、女性集会は福島・磐梯熱海
 委員会では、各県の女性部活動の活動状況を交流するとともに、2011年度の取り組みについて確認しました。今度の「母性保護ポスター」のイラスト原案の担当を長野県に決定するとともに、女性集会の日程・場所なども確認しました。第35回女性集会は、2012年6月8~9日に、福島県の磐梯熱海で開催することにしています。

添付ファイルは、日本医労連女性代表者会議向けに作成した女性委員会ニュース号外です。



添付ファイル 医労連女性代表者会議用ニュース.pdf



     
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