![]() |
![]() |
写真上)墓参行動でたくさんの方が献花されます(下)久保山愛吉さんのお墓は「きのこ雲」をかたどったもの。「私を最後に」の思いが込められています。 |
3・1ビキニデー集会へご参加を
静岡県焼津市で開催される3・1ビキニデー集会は、核兵器のない世界を求める要求が高まるなかで、核兵器廃絶の運動を前進させる重要な機会です。
国連審議では、2010年NPT再検討会議での前進上に「核兵器禁止条約」への具体的進展を求める声はさらに大きく広がり、2012年春から次のNPT再検討プロセスに向かって新たな決意が生まれています。3・1ビキニデー集会は、その全国的な運動の出発点です。
全厚労平和委員会は、あらゆる戦争に反対し、すべての国の核兵器を廃絶することを出発点とする平和運動に取り組んできました。また、福島原発事故も相まって、より一層「核」について学び、いまそれを厚生連職場に広げることが本当に重要になっています。
3・1ビキニデー集会への参加は、日本の現状や世界の動きが学べる機会で、全県より代表者が参加されるよう呼びかけます。
日 程 :2012年2月29日(水)~3月1日(木)
集合場所:東静岡駅前 静岡グランシップ正面入り口付近
宿泊先 : ホテルセンチュリー静岡
3・1ビキニデーとは
1954年3月1日、アメリカ合衆国はミクロネシアのマーシャル諸島内にあるサンゴ礁の島、ビキニ環礁で水爆実験を行いました。
この実験の際、爆心地から150km程離れていた場所で操業していた静岡県焼津港のマグロ漁船「第五福竜丸」が氏の灰を浴び、無線技師長として乗船していた久保山愛吉さんら多数の方が亡くなる放射線被害を受けました。全体では数百から千隻の漁船が被害に会い、日本ではこれを機に反核運動が盛り上がりました。
全厚労では「平和でこそ命は守れる」「命を奪う戦争と医療は相容れない」として8月の原水爆禁止世界大会とともに3月1日静岡県焼津市で行われる久保山愛吉さん墓参行動と、前後に行われる日本原水協のビキニデー集会に毎年参加しています。