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青年委員会

写真上)富山の学習企画では人生のイベントを想定した「人生ゲーム」を作成、中)上野寛永寺の清水観音堂は京都の清水寺を模して造られた。清水の舞台もあります、下)前回(2010年)労働学校の様子
◆ 2013.04.03

ニュース17号より「個性的で活発な企画を青年らしく取り組もう」


第2回青年委員会開催

 3月17日、東京・上野において2012年度の第2回青年委員会を開催しました。14県から19人が参加し、7月に開催する全厚労労働学校の企画・5月から行なわれる国民平和大行進と8月に長崎で開催される原水爆禁止世界大会への参加、折り鶴の取り組みについて話し合いました。

各県報告・個性的な企画が盛りだくさん
 各県から取り組みの報告があり、2~3月に行なわれた秋田のウィンターフェスタ、長野のウィンターフェスティバル、新潟の冬の交流会など多彩に取り組まれました。
 秋田ではウィンターフェスタの企画として各支部にちなんだクイズに挑戦。新潟は春闘に向けての学習と「職場環境を良くするためには?~青年委員としてできること」をグループワークで討論。富山では春闘・青年行動隊として、富山厚生連で働く中で起こり得るイベント(昇格や育休など)や賃金表などを学ぶ「人生ゲーム作成」を行うなど各県で学ぶ企画が個性的に取り組まれました。
 今後の企画では6月29~30日に開催する東海4県青年交流集会や新人歓迎企画などの報告がありました。

平和学習・上野の史跡巡り平和を心に刻む
 午後には東京・上野の戦跡・史跡巡りを行い、上野公園を「下町人間の会」の川杉元延さんに案内して頂きました。「上野寛永寺が徳川幕府にとって鬼門封じの意味として日光東照宮と神田明神とともに奉られ一直線上に並んでいる」ことや、「西郷像が皇居に向いておらず故郷の鹿児島を向いているのは“賊軍”として扱われているから」など詳しく解説して頂きました。  また、上野公園周辺には平和祈念のモニュメントが多く建てられています。海老名香葉子さんが寄贈した「時忘れじの塔」は、「平和の母子像」として子を守るモンペ姿の母親をイメージして作られる予定でしたが、石原都政の時(2005年)に「戦争や平和をイメージする物は許可できない」としてスカート姿に変更され、“平和”の2文字を使うことができなくなった事が紹介されました。

労働学校・青年組合員としての視点語り交流したい
 会議室に戻ってからは労働学校の企画検討を行いました。「講義内容」ではプロ野球選手会やキャバクラユニオンなど他産業の労働組合の情報に触れられるものや年齢を問わず「組合が大切」だと思えるエピソードを盛り込んでほしいと要望が上げられました。「グループワークのテーマ」では「組合の役割やメリット、他県の取り組み」「組合として取り組める青年の要求」「組合の中で楽しかったこと、ガッカリしたこと、役に立った事」など青年組合員としての視点を自分の言葉で語り、交流できる場にしたいという想いが出されました。
 「模擬団交」では「見ているだけではもったいない」「青年の思いが出せる場を」「3年前の模擬団交のように引っ張って行く人と乗っかって話をする人がいると勉強になるし盛り上がるのでは」という意見があり、団交参加経験のある青年委員を中心としたグループを作って模擬団交を行なうことになりました。

春の新歓・夏の平和企画に取り組もう
 新組合員説明会や新人歓迎会などの企画に、クリアファイル・ボールペンやマンガで学ぶ「看護職場の改善と労働者の権利」など活用して盛り上げていきましょう。
 5月から8月にかけて行なわれる国民平和大行進は全国を巡って横断する平和企画であり、8月の原水禁世界大会へ繋がって行きます。地元を通る機会に1歩でも参加をお願いします。また、全厚労では青年委員会・女性委員会・平和委員会の共同で「平和の折り鶴」の取り組みを行なって行きます。
 8月には日本医労連の青年交流集会「アクトインサマー」が広島で行なわれます。全厚労としても30名の目標を持って取り組みます。



添付ファイル 全厚労青年委員会ニュース17号.pdf



     
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