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平和委員会

写真上)通し行進を行なうマラヤさんたち(下)自作のプラカードを持って行進しました
◆ 2013.06.05

核廃絶へ一歩一歩進もう!国民平和大行進出発


5月6日、55回目になる国民平和大行進がスタートしました。東京都立夢の島公園の第五福竜丸展示館前で行なわれた出発式には約900名が集まり、全厚労から4名、在京の医労連加盟組織から約20名が参加しました。

一歩一歩の運動を進めて行こう
出発式では平和活動に取り組む団体からリレートークや通し行進参加者の決意表明がありました。NPT(核不拡散防止条約)再検討会議の準備委員会に要請団として参加した自治労連青年部の岡崎加奈子さんは「日本が『核兵器の人道的影響に関する共同声明』を拒否したことに憤りを感じます。国際社会では被爆国日本に対する期待は大きい。平和行進など一歩一歩の運動を進めて行きましょう」と話しました。
東京都原爆被害者団体協議会の山本英典副会長は「被爆者は80歳を超えてもたたかわなくてはいけない。核兵器が無くなっていないからだ。大行進を成功させて核兵器廃絶の世論をひろげよう」と訴えました。
フィリピンから東京―広島の通し行進にチャレンジするマラヤ・ファブロスさんは「国民平和大行進は地域に根づく意義深い取り組み。通し行進を通じて日本の平和運動を世界に発信するのが私の役割」と決意を語りました。

「今でしょ!」コールに沿道から大反響
この日の行進には1200人が足を踏み出し、夢の島から港区芝公園・原爆の灯前までの約13Kmを元気に歩きました。行進中「(核兵器廃絶)いいね!」コールや「(廃絶の約束果たすのは)今でしょ!」コールなどで沿道に向かってアピールしました。途中、通りがかった男の子が平和行進に飛び入り参加したり、沿道や建物から手を振っての声援が掛かるなど大きな反響があり、その都度、行進参加者はプラカードやのぼりを片手に大きく手を振って応えました。




     
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