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写真上)前日とうって変わって暑い中たくさんの人が集まりました、中)会場には原発を抱える県からや女性・農民・平和団体などのブースがずらり、下)廃棄物ドラム缶とドラム隊を先頭に六本木へ向け約2kmをデモ
◆ 2013.06.24

6・2 NO NUKES DAYに6万人


原発ゼロの日本の実現へ大きな一歩を踏み出そう

 6月2日、脱原発を目指す3団体(原発をなくす全国連絡会、首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクション)が東京においてNO NUKES DAYの諸行動が行われ、明治公園では「原発をなくす全国連絡会」の集会が、芝公園では「さようなら原発1000万人アクション」の集会がそれぞれ行われました。両集会はデモ行進を行い、国会前・首相官邸前で合流し、「首都圏反原発連合」主催の反原発☆国会大包囲行動が行われました。参加者は全体でのべ6万人となりました。

地域・職場から取り組みをひろげよう
 明治公園の原発ゼロをめざす中央集会では公園を埋め尽くす1万8000人が結集しました。反原連のミサオ・レッドウルフさんは「ひとりひとりのカは小さいけれど多くの方々が脱原発の声を上げ、民主党政権にも1度は『原発ゼロにする』と言わせた」「廃炉まで30年掛かるからこそ、子どもたちのために力を合わせていきましょう」と語りました。
 「1000万人アクション」を代表して日本消費者同盟の富山洋子さんは「政府や東京電力は再稼働をさせようと、再び地域を分断しようとしているが、日々の取り組みを地域・職場からわき起こし、原発ゼロを実現しよう」と連帯のあいさつをしました。

「収束宣言撤回を」一緒にコール
 福島からの訴えに立った青年は「原発事故は収束していないという怒りを訴えるために来ました。全国で毎週金曜日に行なわれている行動に励まされています」と語り、「これに反して原発を再稼働させようとしている政府に対して福島の怒りの声を一緒にコールしてほしい」と「収束宣言を撤回させよう!」「福島原発10基を廃炉に」と会場と一体になってコールしました。他にも玄海原発や伊方原発など各地の原発反対運動に取り組む各団体からリレートークが行なわれました。
 最後に「参議院選挙では『原発ゼロの日本の実現』の声を大きな争点として押し上げ、大きな一歩を踏み出しましょう」と訴える集会アピールが採択されたあと、六本木・四ツ谷・原宿の3コースに分かれてデモ行進を行ないました。
 デモ終了後、官邸・国会前を取り囲んでの国会前行動に合流し夜7時までのコールが続きました。




     
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