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写真上)TPP反対など各団体趣向を凝らした仮装で訴えました、中)社会保障の充実求め白衣で行進、下)全厚労も自作のプラカードを作って参加
◆ 2013.05.29

第84回メーデー全国322カ所で開催


国民皆保険守れ!医療の大幅増員求めデモ

 5月1日、「すべての労働者の賃上げ、社会保障拡充、消費税増税・TPP阻止、憲法改悪反対」等を掲げ第84回メーデーが全国322カ所で開催され、東京・代々木公園で行なわれた中央メーデーには21,000人が参加しました。
 主催者あいさつに立った全労連の大黒作治議長は「賃上げの実現こそデフレ経済打開の道。安定した雇用を確保するため、正規雇用が当たり前の社会になるよう奮闘しよう」と呼びかけました。
 TPP参加に反対する立場から全国農業協同組合中央会(JA全中)の萬歳章会長、主婦連合会の山根かおり会長らのメッセージが紹介されました。
 被災地から参加したいわて労連の斉藤副議長(自治労連)は「復興への見通しが立たないのに政府の施策は期限があり、住民の不安をあおっている。住民本位の復興へ全力で頑張りたい」と訴え。
 首都圏反原発連合の若林和彦さんからは「6月2日の大規模アクションで反原発・脱原発の世論を高めたい。私たちの声で原発の無い社会をつくり、命とくらし、未来を守りましょう」と連帯あいさつがありました。
 最後に「メーデー宣言案」を看護師の大野さん(東京医労連)が読み上げて提案、会場の満場の拍手で採択されました。
 集会終了後、都内3コースを行進。全厚労や日本医労連は新宿コースを白衣で行進し、「国民皆保険制度を壊すTPP参加反対」「医師・看護師・介護職員の大幅増員実現」などをアピールしました。




     
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