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特別ゲストの林修先生(上)、野音でシュプレヒコール(中上)、横断幕を作った茨厚労(中)、福厚労の仲間(中下)、雨の中でも元気よくパレード(下)
◆ 2013.10.29

いのちまもる10・24国民集会に3000人越え集まる


 10月24日、冷たい雨が降りしきる中、「10・24いのちまもる国民集会」が東京・日比谷野音で開催されました。この集会は,日本医労連の他、医療・福祉労働者を組織する労働組合を始め、医療関係団体や患者団体など、14団体の実行委員会形式によるもの。全厚労からは135名が参加し、全体では3000人を越える人々が集まりました。
 国民の「いのちをまもる」一点での共同で取り組まれ、国会議員や各界の著名人・研究者、全日本病院会、全国自治体病院協議会、各地の医師会などから、160の賛同メッセージが寄せられました。ちなみにJA関係で言えば、JA新潟中央会の萬歳章会長、JA茨城中央会の秋山豊専務理事、JA香川中央会の宮武利弘会長などから賛同メッセージが来ていますし、全厚労の女性集会に来て頂いた安斎育郎先生、小森陽一先生の名前もありました。詳細は、集会実行委員会のページを参照して下さい。

私たちの運動が政治を動かしてきた

 主催者を代表してあいさつに立った日本医労連の山田眞巳子委員長は、「2006年の国民集会以来、共同の輪が広がり、2008年に医師養成数の増、2009年に介護労働者処遇改善交付金、2011年に『5局長通知』を出させるなど私たちの運動が政治を動かしてきた。国民に訴えることで世論が広がるのであり、今だからこそ変化をつくるチェンス」と訴え、さらに国民の中への運動を広げることを呼びかけました。

思いをいつ、ともにするか? 今でしょ!

 特別ゲストの林修先生(東進ハイスクール講師)は、奥さんが産婦人科医ということもあり、「妻を始め医療現場のみなさん方の奮闘や責任の重さには頭が下がる思いです」と発言、「みなさん方の運動が、社会や市民にうまく伝わっていくか、今の学生たちの『受け止め方』を見ていると、『分からないもの』を遮断する風潮を心配に思っている。兄弟がいれば自分の思い通りにならないことが小さい時から分かるが、一人っ子でそういうことを知らずに育っている。他人の意見を受け止め、自分で考えることが出来る人間を一人でも多く育てることが自分の仕事。いい国を作っていくために、自分は自分のフィールドで頑張りたい。みなさん方も同じ思いで頑張っていると思う」、だから「みなさんとの思いをいつ、共にするか?今でしょ!」と強くエールを送っていただきました。
 集会後には、全厚労特製プラカードを持ち、ハロウィーンの扮装(福島)等で、東電前~銀座・数寄屋橋~東京駅を通るパレードに出発しました。東電前では、「原発被災者に全面補償を」「汚染水を垂れ流すな!」などと声を上げました。また銀座では多くの人たちが注目し、私たちのパレードを携帯やスマホで写真を撮っている姿も見られました。




     
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