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市民が病院を創る取り組みを報告する生駒の長島さん(上)、第4分科会の寸劇(中)、第5分科会は「食事憲法」を発表(下) |
◆ 2013.11.17
第30回医療研究集会を岐阜で開催
医療のこと率直に語り、地域に運動をひろげよう
11月15~17日、全厚労は第30回医療研究集会を岐阜県・ぎふ長良川温泉「ホテルパーク」にて開催、10県から125名が参加しました。
専門分野を活かして地域へ出て対話しよう
今回は「社会の一員である私、現場から出来ること」をサブテーマに行ないました。
茂原宗一(全厚労中央執行委員長・医療研事務局長)さんの基調報告では「自分たちの職場の状況を要求としてまとめて経営者にぶつけていく事も組合として大事だけれど、地域の人に率直にぶつけて対話することで運動は広がっていく。医療の問題は病院中だけで解決できる事ばかりではなくなっている。また文化活動などにも取り組んでいきましょう」と地域とつながることの大切さが強調されました。
住民とともに実践した3つの報告
リレー報告として奈良・生駒の「市民参加の病院運営を目指して」、茨城の病院給食委託・保育所委託に反対してたたかった「直営のこだわりを地域に問いかけて」、三重の鈴鹿厚生病院で行なわれている「精神科病院を地域にひらく取り組み」の住民とともに実践した3つの報告が行なわれました。
討論と多彩な出し物で交流深める
2日目は5つの分科会に分かれて討論と全国の活動を交流しました。夕食交流会では各分科会から出し物を準備し、第4分科会の寸劇「水戸黄門道中記~高萩・手綱宿の巻」や第1分科会の「まるまるもりもり体操」、第5分科会の「食事憲法」などが多彩に披露され、会場を沸かせました。