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オリエンタルモーター社の前で宣伝をしました
◆ 2014.02.17

229回金属機器反合共同行動


全ての争議の早期解決を

2月13日、JMIU(金属情報機器関連の労働組合の産別組織)は東京都内において229回目となる金属機器反合共同行動を行ないました。東京入谷にあるペンティア(旧タイコフローコントロール社)本社前行動とオリエンタルモーター本社前行動に全厚労事務局2名が参加しました。

米資本企業であるペンティアは旧タイコフローコントロール社買収直後、浦和工場閉鎖を提案。組合は工場閉鎖に対して、雇用を守る立場から異動希望者の雇用を要求してきました。会社側はJMIU組合員の異動を認めず、協議中にも関わらず2013年9月末に三浦さん(組合書記長)を含む3名の解雇を強行。異動希望先の神戸工場では現地採用を行なっており、閉鎖にかこつけた組合弱体化が狙われました。
組合は埼玉県労働委員会へ不当労働救済を求める申し立てを行ない、地域の労働組合とともに会社包囲など抗議行動を同時に進めています。

オリエンタルモーター社は組合結成以来38年間、組合員に対して賃金・職務差別等、不当労働行為を繰り返し行ない、35回にも上る是正命令や裁判判決をことごとく無視し続けています。
オリエンタルモーター本社前行動で千葉労連事務局長の広瀬さんは先の東京地裁判決について「38年間にわたりずっと請求し続けている差別是正に対して民法の2年時効を援用した地裁判決はどう見ても権利の乱用だ」と指摘。当該組合副委員長の金子さんが決意表明の中で「東京地裁判決は賃金差別そのものを認めながら一貫性を認めなかった。第一次賃金差別事件の時も地裁の裁判官は間違ったが高裁で是正された」と3月20日に出される高裁判決に向けて闘って行く決意を述べました。シュプレヒコールで全ての争議の早期解決に向けて闘う意思を示しました。




     
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