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写真上から、リレートークでの東京被団協会長の大岩孝平氏、全労連女性部の長尾ゆり氏の発言の様子、東京大学で活動するUTーPEACE代表の山﨑和彦氏の発言の様子、コールの様子①、コールの様子②
◆ 2017.03.27

国際法で核兵器合法はおかしい
国連で核兵器交渉のための会議がスタート
日本政府は条約締結に賛成を!!


 3月27日、「核兵器なくそう!3・27大集会」が衆議院第1会館多目的ホールで行われました。今集会は、同日よりニューヨークの国連本部で「核兵器禁止条約締結に向けた交渉のための国連会議」が行われるのを前に、同実行委員会が開催したものです。集会には、250名(内、被バク者40名)が参加、国会からも衆・参議院議員6名がかけつけました。
 国会議員からの挨拶後行われたリレートークでは、東京被団協会長の大岩孝平氏が「このままいけば必ず戦前の日本に逆戻りする。未だに検討中と政府は言うが、いつまでも検討していてもしょうがない。いち早く核兵器禁止条約に賛成して欲しい。」と国に注文。そして「核兵器をなくすための国際署名では、数億の人々の署名で核兵器保有国を包囲しようと言う趣旨で取り組んでいる。2020年には核兵器禁止を実現させるためにみなさんと力を合わせて頑張っていきたい」と訴えました。
 また、副会長の山本英典氏は「なぜ国際法上で核兵器は合法なんですか?核兵器を違法にすると言うのは当たり前のことじゃないですか。これを72年間放置してきた国際社会、核保有国の圧力があったと思いますが、本当に今日から始まる国際会議が禁止のために全力を尽くすことを期待してなりません。これから先も、生ある限り。皆さんと頑張っていきたい」と述べました。リレートークではヒバクシャ7名が力強く発言し、一人ひとりの発言の後には会場から盛大な拍手があがりました。
 集会では、各分野からも原水爆禁止や、平和の取り組み等、たくさんの発言がありました。草の根から世論と行動を大きく巻き起こし、廃絶する道への展望を切り開く歴史的チャンスと言える年に、全厚労もスローガンである「生活と医療と平和を守る」運動を続けていきます。






     
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