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写真上から、労働歌「頑張ろう」斉唱、団結ガンバロー、参加者も全員はちまき締める、向井崇中央闘争委員長、畠山浩一書記長、青年決意表明①、青年決意表明②、青年決意表明③、青年決意表明④、執行部集合写真。
◆ 2017.04.08

団結の力で要求を前進させよう
春闘勝利まで闘い抜く
富厚労2017年春闘勝利総決起集会


満場一致で承認
諸要求に確信持つ

 4月8日、富山県厚生連労働組合(富厚労)は「サンシップとやま」において2017年春闘勝利総決起集会を行いました。富厚労結成時より続く伝統ある集会に、各病院から総勢225名が参加。春闘で掲げた諸要求獲得へ力強く闘い抜く決意を新たにしました。
 中央闘争委員長の向井崇執行委員長が挨拶で「近年の厚生連の異変は全国に広がってきています。富山も例外ではありません。平成30年度までに固定比率100%達成のための財務改善計画があり、達成しなければ私たちの生活や、厚生連が厚生連としての地域医療を守れなくなってしまうと懸念されます。このような状況から富厚労は一定の理解を示し協力してきた経緯があります。しかし、春闘は組合員の生活水準を維持・向上させるための重要な闘いです。現場で働く我々のモチベーションを維持するためにも、厳しい状況ではありますが、組合員一丸となり共に闘っていきましょう。」と訴えると、会場からは盛大な拍手が沸き上がりました。そして畠山浩一書記長が前日に行われた第一回団交の報告と情勢報告を行った後、「大幅賃上げ」、「労働者の権利確立」、「医療改悪反対・社会保障充実」、「人員不足の解消」、「医療の質を守り、安全な医療を提供」などの、5つの決議を採択し、満場一致で承認されました。

青年の力強い主張
運動の大きな力に

 集会の特色の一つである青年を中心に行われる決意表明では、4組5名が春闘への決意を語りました。「好きなところへ旅行したり、結婚式を挙げたり、温かい家庭を持つために賃金アップを要求したい」、「自分の好きな美容にもっとお金をかけたいが給料が少なくてそんな余裕はない、賃上げが一番の要求です」、「温泉旅行に行ったり、スポーツジムに通ったりしたいが、残業が多く余裕がありません。これからも心身共に健康に働くために賃金のベースアップを求めていきたい」など、若者の切実な要求を訴えました。
 また、集会に参加した青年からは「賃金と人員が足りていない、仕事後のアフター5を楽しみたいが、疲労が溜まり休むことを優先してしまう。労働環境を良くするために、青年部として活動を続けていきたい(4年目・看護師)」、「この集会は毎年続いている伝統ある大切な集会。団交で組合員の代表として交渉してくれる中央執行委員の方々のためにも、青年行動隊(青年部は春闘の間は青年行動隊として活動)として少しでも交渉の後押しになるよう積極的に活動していきたい(6年目・事務)」と、春闘に対する意気込みが聞かれました。





     
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