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写真上から:手作りの救急車を身にまといデモ行進(中央メーデー)、金賞に輝いた長厚リハセンター支部のプラカード(リハセンター支部)、全て手書きが金賞の決め手(リハセンター支部)、プラカードで8時間労働を
◆ 2017.05.01

全ての働く仲間で連帯しよう
第88回メーデー全国で開催


 5月1日、第88回メーデーが全国308カ所で開催され、役16万人が参加しました。日本国憲法の施行から70年目のメーデーは戦争する国づくり、財界中心の政治に対し憲法活かして、平和と民主主義、人間らしく生き続けられる社会の現実を目指す決意を固める集会となりました。

東京・代々木
 東京都代々木公園の中央メーデーには3万人(主催者発表)が参加。都内3コースをデモ行進しました。日本医労連をはじめとする、医療労働者の参加者は、「時間外はしっかり請求しよう」「社会保障の充実を」「大幅増員・夜勤交代制労働改善」など、医療現場の要求をプラカードや横断幕で掲げ、代々木公園から恵比寿駅まで(恵比寿コース)を行進しました。

長野
 リハセンター支部では、参加者95名、ボランティア清掃234名の計329名が、鹿教湯、三才山、老健いずみのの各サテライトに分かれて参加。集会は雨が降ったり止んだりする中、真田太鼓の演奏からはじまり、産別ごとに闘いの報告をしました。プラカード・デコレーション公表では、リハセンター支部が金賞を取ることができました!毎年新人さんが頑張って作ってくれていて、全て手書きで作成したことが金賞の決め手となりました。ボランティアでは、病院・サテライト・施設周り、院内清掃を行い傘を差しながら頑張ってゴミを拾いました。

茨城
 水戸・つくば・鹿行地域のメーデー集会に各支部から参加。土浦支部は、救護班も担当しました。会場では、茨厚労の16秋闘に対する支援への感謝と共に地域医療・地域社会を守り発展させるために運動を進めていこうと呼びかけました。中央メーデー決議には、「今年県内の春闘では、茨城県厚生連の病院での医師や看護師の賃下げ、労働条件の切り下げが大きな問題となりました。これまでなら12月の一時金は2ヶ月出ていたものが0.5ヶ月とし、退職金の積み増しを凍結するという提案がされました。この問題は、病院で働く労働者だけの問題ではなく、地域医療と健全な地域社会の存続にとっても非常に重要であるということを再確認しました」という内容が盛り込まれました。
 労働組合の役割は、労働条件向上だけでなく、社会全体に責任を持つことであると改めて感じたメーデー集会となりました。




     
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