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福厚労災害対策本部を訪れた双葉分会の役員(上)、災害対策本部で情報収集する福厚労本部専従(中)、安全確認されつつある水戸協同病院の病棟(下)
◆ 2011.03.22

震災にめげず、福厚労・茨厚労で奮闘中


震災発生からの福厚労の動き

 本日(3月18日)の災害本部は朝から一日避難者からの電話の対応に追われました。
 また、高田・坂下からの支援物資も多く集まり、仕分けも大変な状況です。今日は、常盤町体育館へ物資の搬入を行ないました。ここには1名の組合員が避難しています。常盤町体育館では500名を超える避難者を収容しています。500名を超える避難の様子をみると事の重大さを改めて感じました。みなさん希望を持って頑張って下さい!!
 震災後も避難場所で患者の看護にあたっていた、双葉分会長の松崎純子さんと中執の山田和幸さんが災害対策本部を訪れてくれました。そして地震発生時の状況や避難所生活の様子をリアルに話してくれました。

鹿島厚生病院の入院患者の受け入れ先決定

 深刻な事態に見舞われた3号機では、高濃度の放射性物質が外部に放出されるのを防ぐため、政府は冷却機能が停止した使用済み燃料プールへ、前例のない試みとなる空と地上からの放水作業を行なっています。相変わらず錯綜する情報の中で、周辺住民の不安は深まっています。
危険区域にて診療を継続していた鹿島厚生病院では、入院患者・施設利用者全て受入先が決定しましたのでお知らせします。

一般病床入院患者(50名)
 受入先医療機関 会津中央病院50名
一般病床患者(18名)
 塙厚生8名 高田厚55名 坂下厚生5名
老健施設厚寿苑入所者(49名)
 受入先施設 コクーン20名 久慈の郷17名 なごみ12名

(福厚労災害対策ニュース4号より)


茨城・高萩協同病院に内科医師4名が応援に

 多くの職員が泊り込みで奮闘する高萩協同病院に、北茨城市民病院より女性内科医1名(当直も)、筑波大学付属病院より内科医3名が、また、今週末からの3連休には、北茨城市民病院から看護師が応援に入ることになりました。
 震災から続いていた断水ですが、今日明日中には復旧する見込みとのニュースに、ほっと一息です。ガソリン不足はまだまだ解消されませんが、タクシー券での通勤、同じ方面から通う職員同士乗り合っての通勤など、困難な状況でもお互い協力し合って地域医療を守るため、頑張っています!
  県医労連書記長・特別中央執行委員(高萩支部)遊佐 八江子さんより報告

全厚労・茨厚労のみなさん!水戸は大丈夫です!

 震災直後「倒壊の恐れ」と報道され、全国のみなさんには大変ご心配をおかけしましたが、検査・放射線部が入っている西棟は安全が確認され、左の写真の病棟も無傷ではありませんが、院長から「今週中に水漏れと安全確認ができれば、来週明けにでも2階3階部分の病棟を開け、透析を再開したい」との話がありました。新棟では、入院体制も25名までは整える事ができ、22名まで入院患者を戻しています。現在、避難所から出勤している職員もおりますが、みんなで力を合わせて頑張っています!さぁ、来週からまた忙しくなるぞ!

(茨厚労ニュース号外4より)




     
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