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冷たい風の中、募金を行う高田・坂下分会の仲間(上)、募金に協力して下さる買い物客(中)、久慈の里での看護師の仕事を終えて帰ってきた長谷部書記長、元気です!(下)
◆ 2011.04.04

鹿島厚生病院・一部再開へ


 患者、入所者を他の施設に移し職員も避難している鹿島厚生病院ですが、4月5日に特別養護老人ホームコクーンから入所者を鹿島に戻すことになりました。それに伴いコクーンに助勤に行っていた職員も鹿島厚生病院で勤務することになります。また避難していた職員の一部も戻り、可能な限り徐々に再開に向けて受け入れを拡大して行く意向です。ただ自宅が屋内退避の区域にある職員について、安全の条件を確保出来なければ全員の勤務は難しく全面的に再開できるにはまだ時間が掛かりそうです。原発の状況も落ち着かずいつ避難指示が出るかもわからない中での流動的な一部再開ですが地域医療を担う公的病院としての役割を果たさなければならない使命があるのも確かです。

高田、坂下分会で募金活動
 4月2日(土)に、会津若松市コープ飯寺店にて災害支援センター主催で行った東北大震災募金活動に高田、坂下分会から役員、組合員が参加しました。あいにくの冷たい風が吹きすさぶ中、声を張り上げ盛んに買い物客に呼びかけました。子ども連れや若い組合員などが被災者のことを思うと寒さなんかなんのそのと言う思いで頑張りました。それに対して次々と募金をして下さる暖かい市民の方たちにまた勇気づけられ、復興は必ずできると確信が持てた活動でした。
(福厚労災害対策ニュース13号より)

石西労組の仲間たち・石ころの会より義援金
 2009年島根県津和野町の石西(せきせい)厚生病院は、労働組合の必死の運動も叶わずに破産しました。それによって石西労組も解散を余儀なくされました。その後組合員は「石ころの会」を結成し近況報告などを行なっているそうです。石西労組の執行委員長だった村上卓さん(今は石ころの会の会長)から震災に合った福厚労の組合員を心配し激励のメッセージを頂きました。
 その上、会員の方からは義援金まで頂きました。全厚労の仲間の結びつきはそこまで深いものだったのかと涙が出るほど感動しました。こんな暖かい声援に答えるためにも、福厚労は全員で被災にあった組合員を支え活動していかなければなりません。
(福厚労災害対策ニュース12号より)




     
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