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人で一杯の明治公園(上から1、2枚目)、全厚労で作成したプラカード、会場で見つけたプラカード(下)
◆ 2011.09.21

9・19 さようなら原発集会に6万人の市民


 作家の大江健三郎さんら、著名人9人(ルポライター・鎌田慧さん、作家・落合恵子さん、経済評論家・内橋克人さん、作家・澤地久枝さん、音楽家・坂本龍一さん、作家・瀬戸内寂聴さん、作家・辻井喬さん、哲学者・鶴見俊輔さん)の呼びかけで行われた「さようなら原発1000万人アクション集会」に参加してきました。
 会場となっている明治公園は、集会1時間前から満杯に。千駄ヶ谷駅のホームは、改札へ出るだけで30分かかるというので、一つ前の信濃町から下りざるを得ないくらいでした。
 主催は実行委員会形式ですが、のぼりやプラカードを見ると労働組合では連合・全労連・全労協、中立の労働組合や様々な民主団体、NGO、個人など集会を知った多くの人たちが集まっていました。
 開会時間についたものの動きは取れずに、全労連や民医連などがいるという明治公園外の四季の庭公園へ。ステージで話していることはほとんど聞くことができませんでしたが、明治公園が周辺まで含めて身動き取れなくなるくらいに人が集まったのは数十年ぶりとのことでした。
 プログラムを見ると呼びかけ人のうちの5人(鎌田さん、大江さん、落合さん、内橋さん、澤地さん)が発言したほか、ドイツの環境団体代表のフーベルト・ヴァイガーさん、俳優の山本太郎さん、ハイロアクション福島原発の武藤類子さんがしゃべったようです。
 
 以下のブログ(すくらむ)には、ステージでの発言要約がアップされています。ご参照下さい。
 
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-11023835724.html

 集会自身は1時間程度で終わったものの、3つに分かれたパレードの出発はなかなかできずに、2時間近く待ちました。隣にいた福岡民医連の人たちは、4時がタイムリミットということでパレードが出て、300mほど歩いたのちに駅に向かっていました。せっかく地方から来たのに残念だったかと思います。
 デモコースの終着点、新宿についたのは6時近くでしたが、心地よい疲れでした。
 さすがにこれだけの集会だと、TVや新聞も無視できないだろうと思いましたが、TVでは日テレが夕方と夜のニュースでかなり長く流していたなかで、テレ朝やTBSは1分足らずの紹介に終わっていました。また新聞では、東京新聞が1面と関連記事で3面に渡って特集していたのに比べて、朝日新聞は1面にちょっと載せただけ。マスコミ報道のあり方も本当に問われています。




     
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