HOME  > ニュース

ニュース

写真上から①おそろいの旗を手に福厚労の参加者、②子ども達の声に丸のジェスチャーで合図!③白衣のアピールはひときわ目立っていました④先頭の横断幕を持つ折笠福厚労委員長(一番右)
◆ 2011.11.08

なくせ!原発10・30大集会inふくしま


国・東電はキチンと向き合って補償を!

10月30日「なくせ!原発―安心して住み続けられる福島を!10・30大集会in福島」が紅葉で徐々に色づく福島市四季の里公園で開かれました。普段は子ども連れの家族が足を運ぶこの公園も3月11日以来、線量を気にしてめっきり人が減っているなか、全国から1万人以上が参加し、熱のこもった集会になりました。

ハロウィンの仮装にマスコミも注目
福厚労はバス4台を仕立てて各病院から85人が参加し、全厚労・長厚労・茨厚労からも駆けつけました。福厚労の皆は白衣におそろいの旗を手にしての参加。ハロウィンの衣装をした折笠福厚労委員長は新聞の取材を受けていました。
 
集会に先立ち、文化行事として青森・岩手・秋田など東北各地の伝統芸能が披露され、それぞれ脱原発への思いと連帯を訴えました。「ふるさとを奪ったやつはどいつだぁ」と秋田・ナマハゲの声に「東電だ!」と参加者が応じました。

母親達の思いを全国に届けて
集会では呼びかけ人や避難地域の町村首長らがあいさつ。集会呼びかけ人の会津放射線情報センターの片岡輝美さんは一時避難した3歳の子どもが避難先の保育園の砂場で「お母さん、このお砂は触っても大丈夫なの?」と問いかけられる福島の母親たちの思いを想像してほしい。全国に届けてほしい。と訴えていました。

福島の子どもたちが思いを叫ぶ、大声コンテストが行われました。「もっとプールで遊びたかった!」「放射能のせいで仙台のいとこが遊びに来なくてさびしかったです!」と子ども達の声が会場に響き、大人の参加者から「聞こえているよ」と大きな丸を作って答えました。

集会後、脱原発アピールパレードを行い「なくせ原発!」「徹底的に除染しろ!」「全面賠償当たり前」など、シュプレヒコールを行いながら周辺をパレードしました。

患者やスタッフの体が心配。キチンと補償を
坂下からの参加者は「双葉から逃れてきた患者さんやスタッフのみんなの体が心配だし、私たちもどれだけ影響を受けているか不安」「国や東電は責任逃れではなくキチンと向き合ってほしい。補償してほしい」と語っていました。




     
Copyright(c)ZENKORO. All rights reserved.