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写真上)女性たちの”怒”に共感!(中)生協労連のミツバチ隊(下)竜年に「くらしなりタツ賃金」求めて!
◆ 2012.02.13

国民のいのち・暮らしを守る2・10中央総行動


人間らしく働き、安心して生活できる社会を!
 
 2月10日、東京日比谷公園・野外音楽堂において国民のいのち・暮らしを守る2・10中央総行動が行われ2500名が参加しました。合わせて厚労省・農水省・財務省・総務省前要請行動と、銀座パレード、経団連包囲行動が行われました。全厚労から書記局が2名参加しました。
 野外音楽堂で行われた中央総行動では各団体の決意アピールがあり、土建など建設関連の労働者は「TPPで小さな工事にも外国企業が安い労働者をつれて参入し、元々労務単価が安くこれ以上さがれば生活が成り立たない」、「公契約条例(※)を各地で制定し、歯止めをかけて行こう」と意欲を語っていました。
 宮城県労連からは震災を口実にした大企業(ソニーやコロナなど)の派遣切りに対して「雇用を守る闘いに勝利し、春闘の弾みとしたい」と決意が語られました。
 集会最後に「富が一部に集中するという格差の是正をせまり、『99%の声を聞け』の運動が世界中で湧きおこっている中、私たちも大企業の内部留保を国民生活に還元させ、人間らしく働き、安心して生活できる社会をめざそう」とアピールが採択されました。
 各省庁に分かれて要請行動のあと、銀座をパレード。とりどりの衣装や横断幕を手に「消費税増税反対!」「賃金あげて景気回復しよう!」と訴えました。

※公契約条例…工事を落札し、請け負った業者に「(下請けなども含め)実際に働く労働者の賃金を設定以上支払うこと」を約束させる条例。支払われた賃金がその設定より低かった場合契約を解除できる取り決めがされる。公の仕事を請け負っているのに最低賃金を割る…いわゆる「官製ワーキングプアー」が問題になり、全国に先駆けて千葉県野田市が制定。他の自治体にひろがりはじめている。




     
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