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(写真)東京地裁前で「安全のためにもベテランのパイロット・客室乗務員を職場に戻して!」と訴え
◆ 2012.02.20

JAL不当解雇撤回・個性な裁判を求める署名提出・要請行動


風邪で3日の欠勤で整理解雇…安全を確保する闘い

2月15日、東京・霞ヶ関にある東京地方裁判所前にてJAL不当解雇撤回・公正な裁判を求める署名提出・要請行動が行われ、全厚労書記局が支援として参加しました。
2010年12月31日の大みそかに整理解雇として165名が放り出されてから1年1ヵ月、148名が裁判の原告として立ち上がり、3月29日にパイロットなどの乗務員裁判、30日に客室乗務員裁判の判決が言い渡されます。
提訴から1年足らずの結審は異例のスピードですが、裁判では経営トップの稲盛会長が「解雇の必要性が無かった」という記者会見の発言を改めて証言するなど、原告ペースで進みました。
客室乗務員裁判原告からは過去3日、「風邪のために欠勤した」ことが病欠基準にあたるとして整理解雇になった方の話が出され、「この様な解雇が認められたら病気を隠して乗務することになり、安全性が担保できなくなってしまう」と危惧されていました。
空の安全・安心を確保する取り組みは、病院で働く私たちの願いである「医療の安全・安心」と重なります。不当解雇にあった原告の皆さんが職場に復帰するまで支援していきたいと思います。
(文責:書記局・川崎 優)




     
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