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3月7日から計5回上映を行い、多くの方に鑑賞頂きました。
◆ 2012.03.30

佐久総合病院を描いた「医(いや)す者として」上映会を開催


映画「医す者として」は佐久病院の映画部が医療現場や文化活動を撮影し、撮りためたものをデジタル化・編集したものです。この映画は「日本映画ペンクラブ選定ベスト5」で、文化映画部門第2位、「キネマ旬報ベストテン」で文化映画第7位に選ばれ、ダブル入賞しました。2011年12月からポレポレ東中野で上映され、好評で2月24日までのロングランとなりました。この度、佐久地域の皆さまに鑑賞いただくことと、職員の学習する機会として、院内で3日間にわたり上映会が行われ、延べ1200人の方々が鑑賞しました。

 66年前、医療の知識が乏しかった佐久の農村に、医療への関心と知識が浸透していった経過を貴重な映像で知ることができました。農民が、家畜と一つ屋根の下で暮らしている光景は、私にとっては何度見ても衝撃的でした。
佐久病院はこれまでの医療体制そのものを見直さなければならない転換期をむかえています。医療の機能分担がなぜ必要なのか、映像で地域住民の方々に伝え、納得してもらえる機会にもなりました。今後も住民のニーズに応え、佐久病院が地域に信頼される病院であるために、私たち職員が新体制の佐久病院をつくっていかなければならないと思いました。


長厚労佐久支部    関 永子




     
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