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(上)子どもに積算線量計を持たせていると発言するいわきの住民、(中)ハイロへ向けてガンバローとこぶしをあげる参加者、(下)手製のプラカードを持って |
さよなら原発4・1大集会inいばらき に3400人
東海第2原発をハイロに
4月1日、前日の暴風雨から一転、晴れ渡った青い空の下で、「さよなら原発4・1大集会inいばらき」が、ひたちなか市・笠松運動公園で開かれ、県内外から約3400人が参加しました。
茨厚労の仲間たち約30名のほか、福島、長野、本部からも参加があり、「東海原発をハイロに」「原発をなくそう」という各界・各層の呼びかけ・訴えに大きな拍手と声援で応えました。
参加者からは、水戸市に避難している木田さんの「眠ろうとすると、頭の中に帰れなくなったわが家の様子が浮かぶ。目覚めて避難先のアパートの天井を見るとむなしくなる」との言葉に胸がつまりました。東海原発はなくしたいと切におもいました、などの感想が寄せられました。
また会場周辺には、様々な分野別交流テントが張られました。
「子どもを放射能から守ろう」テントでは
はじめはテント内に入って座る人がいないので、心配しました。しかし二平さんがお話を始めると、テントに入りきらないくらいに人が集まり熱心に聞きいっていました。
参加者の皆さんは魚のこと、子どもたちの給食についてはとても関心が高く、沢山の質問がだされました。今日の先生たちの情報はホームページで見られるの? こんなにまとまった食の話は聞いたことがなかった。ぜひ話をゆっくり聞いてみたい。等の意見が寄せられました。
放射能測定(食品)コーナーでは、
農民連食品分析センターのNaIシンチレーション・スペクトロメータで分析を行いました。線量の高かった笠松運動公園内の日本庭園内の土壌は1000Bq/kg。持ち込まれた土は100~200Bqでした。測定できるとわかり、急いで家から持ってきた方の米と野菜は不検出。茨商連の秋田県直送のイワナも不検出でした。熱心な人が多く、八田所長が質問に忙しく答えていました。
11時のステージのつどいから始まった集会は、15時過ぎまで行われ、その後一部の参加者で、東海第2原発までの6kmを「自動車パレード」で脱原発をアピールしました。