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写真上)医労連の仲間とともに「いのちまもれ!」と訴えました、中上)舞台から想いを訴えました、中下)プラカードでシュプレヒコール、下)若者も女性も声を上げて訴えました
◆ 2013.02.15

賃上げで内需拡大を!2・8中央総行動


いのち・暮らし・雇用を守れと5500人が参加

2月8日、東京・霞ヶ関において中央総行動が行なわれ、医療・建設労働者や農業従事者、中小零細業者、派遣・非正規労働者、女性・青年など各分野・階層から5500名が結集しました。

賃上げなければデフレ脱却はあり得ない
 午前中は財務・農水・総務省、金融庁など各省庁前の要請行動が行なわれ、医療・介護の仲間は厚生労働省前要求行動に参加しました。主催者あいさつに立った国民春闘共闘の伊藤さんは「賃金が上がらず物価だけが上がれば消費は低迷して安倍政権がめざす『デフレ脱却』はあり得ない。社会保障の充実、消費税増税反対、賃金の大幅引き上げと雇用を守る運動を盛り上げよう」と訴えました。

大企業は社会的責任果たせ!政治転換を求めよう
 12時から日比谷野外音楽堂で行われた「いのち・くらし・雇用を守れ」2・8中央総決起集会が2000人の参加で行なわれました。全労連大黒議長はあいさつで「デフレからの脱却や貧困と格差を是正するには大企業が抱える267兆円もの内部留保を活用し、賃上げや下請け単価の改善、非正規の正規化で内需を拡大することが不可欠。社会的責任を果たせの声を上げ、憲法改悪反対、原発ゼロ、TPP参加反対の共闘をひろげ政治転換を求めよう」と呼びかけました。

切実な訴えに共感広がる
 各分野からのリレートークでは「消費税が上げられたら生きていくことも仕事も難しくなる」(建設首都圏共闘)、「TPP交渉参加に反対しなければ選挙が戦えない局面を作ってきた。参加表明させないよう運動をひろげよう」(農民連)、「震災から2年を迎える被災地の復旧・復興を求める運動強化へともにがんばりたい」(福島県労連)など各団体・地域からの切実な訴えに共感が広がっていました。
 集会後、14時から開かれた建設労働者の総決起集会参加者3500人とともに国会請願デモを行いました。




     
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