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写真1)渡辺一信 新中央執行委員長 写真2)団結ガンバロウで意思を確認し合いました
◆ 2010.09.11

強く大きな労働組合を
 -全厚労第58回定期大会in神奈川


 9月10~11日、全厚労は神奈川県横浜市・ラジアントホールにて、「第58回定期大会」を開催。代議員・役員や傍聴等197名が参加しました。「医療崩壊」の中で地域から運動が起こり、働き続けられる職場を変える取り組みもすすむ中、多くの経験と教訓が交流された大会でした。

 主催者あいさつで、佐藤順子委員長は、厚生連の前進である「産業組合」運動の写真集に触れた機会に、当時の写真1枚1枚に収められた苦労に想いを馳せたこと。そして昭和9年の佐渡厚生連の写真を見て、人口11万の島に開業医が10人という中で、厚生連設立が医師会にも猛反対されながら、島民自らが医療施設を作ろうとの熱気で病院が誕生したこと、その原点を忘れずに厚生連労組としての社会的意義を持って地域医療を守り、労働環境を改善していきましょう、と呼びかけました。
 日本医労連・田中千恵子委員長、神奈川県医労連・竹山誠書記長には来賓あいさつをいただきました。
 田中さんは、医労連看護集会で看護協会の久常会長が講演されたことを紹介しながら、「弱い人間がバラバラであってはいけない」「個人的な問題としてではなく、立場を超え目的・目標で協力し働き続けられる職場づくりを」と語って、共同が広がっている、その運動の先頭に立つのは労働組合しかない、と訴えられました。
 竹山さんは、沖縄に次ぐ在日米軍基地の存在する実態に触れ、観光地でもありながら、基地と米軍犯罪の街であること、命と平和を守る課題を広く国民とともにすすめて欲しいとエールを送られました。
 大会は、09年度の総括と10年度の方針、予算案などを提案、討論を行い、全ての議題を満場一致で採択、今年度新役員や大会宣言、スローガン等を承認し、閉幕しました。



     
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