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写真上)東京に避難している子どもたちを支援する取り組み紹介などパネル展示やブースが多数ありました、中)たくさんの人とのぼり旗。人が多く写真を撮るのも一苦労、下)明治公園から原宿と渋谷へ2コースのデモ |
つながろうフクシマ!さよなら原発大集会
「さようなら原発」をさらに広げていこう
3月9日、東京・明治公園において「つながろうフクシマ!さようなら原発大集会」が行なわれ、1万5千人が参加。原宿・渋谷の2コースに分かれ「再稼働反対」「建設止めろ」「ノーモア福島」「畑を返せ」等シュプレヒコールをしながらデモ行進しました。
人を犠牲にするシステムを取り除くまで諦めない
大集会では最初に黙とうを行なった後、「さようなら原発1000万人アクション」呼びかけ人4人が発言。鎌田慧さんは「原発事故より経済が大事だという政治の動きがあるが私たちはそれを許さない」と発言しました。
大江健三郎さんは「福島原発事故をなかったことにしようとする勢力との闘い。もう、1つの原子炉も再稼働させない。今日の行進を歩き切る」と3つの決意を表明されました。
落合恵子さんは「人を犠牲にすることで誰かが得をする原発的システムを取り除くまで諦めない。毎日を反原発デーとして一歩一歩、取り組んでいきませんか」、澤地久枝さんは「子どもたちが深呼吸できる世の中に、福島で生きている人たちが元の生活に戻れるように、福島の人々は沈黙しがちだけれど代わりに私たちが訴えていきましょう」と呼びかけられました。
事態の深刻さ多くの人に伝えたい
連帯の行動は国内外でも行なわれ、フランス・パリ「人間の鎖」(2万人が参加)、イギリス・ドイツ・フィンランド・スイス・韓国、京都・長野・富山など分かっているだけでも19カ所で取り組まれています。
福島から京都に避難している斎藤夕香さんが「事態の深刻さを知らずに避難をしていない人も多い。多くの人に伝えていきたい」と述べ、「私たちのことを忘れないで、繋がってほしい」と訴えました。
仲間内だけでなくさらに広げていこう
「さようなら原発一千万署名」が820万7千筆になったことが紹介され、「原発をなくそうと動いている人が仲間内だけでなくさらに広げていくよう取り組みを強めましょう」と呼びかけられました。