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写真上)歩道からあふれんばかりの人、中)遺伝子組み換え技術の特許を利用して独自で品種改良を行なう農家の種が奪われる…将来ありうる姿を寸劇に訴えました、下)昼の国会前座り込み行動から横断幕を持って参加
◆ 2013.03.22

STOP TPP!!交渉参加反対アクション経産省前行動


知らせて反対する人を増やそう!

 3月15日、経済産業省前にて緊急のTPP交渉参加反対宣伝行動が行なわれました。毎月第1火曜日に首相官邸前反対行動を行なっている「STOP TPP!!官邸前アクション」の市民団体や全国食健連・新日本婦人の会などから多数の方が集まり、20時過ぎには金曜恒例の脱原発・首相官邸前宣伝に参加していた方が合流して、「TPP絶対反対」「公約違反は恥を知れ」「農業守れ」「医療を守れ」「国民売るな!暮らしを売るな!」とリズムに合わせてコールを響きわたらせました。

伝えて反対する人を増やそう
 18時に安倍首相がTPP交渉参加の公式表明。宣伝行動には会見を聞き駆け付けた方も多く、歩道に収まりきらない人の列は怒りと熱気に包まれていました。
 宣伝行動では参加者のひと言アピールが行われ、『私たちができること』として「原発以上にTPPの危険性は知られていない。みんなが広告塔になろう!」「マスコミはTPPの本当の姿を知らせてくれない。テレビしか情報源がない人は騙されてしまう。チラシのポスティングで情報を届けよう」「自分の住んでいる街々で宣伝をしよう」「自分は大丈夫だと思っている人は多い。医療の事、自動車の事、知的財産の事、内容を知ったらとんでもないと必ず思ってもらえる。反対する人を増やそう」と伝えることの大切さを口々に語っていました。

地元議員をTPP反対貫くよう説得しよう
 ツイッターでTPPの情報を流しているにゃんとま~さん(twitter ID:nyantomah)は「会見で安倍首相が『守るべき国益』とは何かと聞かれたら『国柄』と答えた。なんでこんなこと言ったのかというと自民党内の改憲・右派を引き留めたいから。地元に右派の自民党議員がいて、『TPPは反対』と言っているならTPP反対を貫くよう説得していく必要がある」と地域に根付いた活動を強調していました。

3月15日を画期的な日にしよう
 全国食健連の坂口明事務局長は「3月15日は原発反対の運動とTPP交渉参加反対の行動が結合した日として画期的な日。また、安倍首相・自民党が自分達の支持者を裏切り、政権から転げ落ちる始まりの日にしていかなければいけない。これから交渉参加国の議会で日本の参加を承認するために『日本はこんなことを約束しました』という内容が明るみになって行く。国民に知らせていく必要がある」と今後の運動をより発展していく必要があると訴えました。




     
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